あの『ターミネーター』シリーズの第5弾。

 今回は第4作ではちょっとだけ顔を見せただけのシュワルツェネッガーが復活して大活躍。

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 今回は第3作と第4作を無視したような形で、第1作目の冒頭へと戻って物語が再スタートする。途中から第1作目とは別世界の話になっていくのだが、第2作で登場したT-1000の新バージョンとしてイ・ビョンホンが顔を見せたり、最初はなかなかのテンポで見せてくれる。シュワルツェネッガーは年老いたT-800(守護神)と若かりし頃のT-800という二役で、新旧ターミネーター対決で盛り上げる。

 新サラ・コナーのエミリア・クラークは幼く見えるけれどかわいらしい。設定で9歳のころからT-800の教育と受けているために、か弱い女の子ではなく、女戦士として生きているのだが、意外とぽっちゃりとした印象も。この後の続篇で息子を守るために肉体改造するとしたら大変だろうと今から心配になる。

 守護神T-800はサラと長い間暮らしていた影響からか妙に人間っぽくなっている。人間社会に解けこもうとしてニカっと笑顔を見せるのだが、それがぎごちなくてかえって怖い。守護神はキャラとしては幾分がコメディの要素が強い(あまり笑えないのだけれど)。

 

 このシリーズはサラ・コナーとターミネーターのおっかけっこが見所だったと思うのだが、この第5作は肉弾戦が多い。といってもマシン同士の肉弾戦だから、ほとんどマンガのようだし、新登場のT-3000とかも意外と弱点が多かったりして、ハラハラさせるような展開はない。創始者のキャメロンのお褒めの言葉が空々しく聞こえた。