ラブストーリーのシリーズ第2弾のなかの1本。

 主演の水島裕子は昔テレビで見たことのある顔。現在は50歳を超えているというからちょっとビックリ。

母の恋人

 居酒屋を営む小池涼子(水島裕子)は娘の美奈(佐々木心音)とのふたり暮らし。年頃の娘のことが心配でならない母・涼子は、美奈の留学希望を受け入れることができない。そんなとき美奈のボーイフレンドである北川幸太(菅原昌規)が涼子の居酒屋でバイトをすることになり……。

 幸太は最初は美奈と付き合っているわけだけれど、バイトしているうちに母親の涼子のことが好きになってしまうという展開。どちらにもベッドシーンが用意されているのだけれど、佐々木心音はなぜか必死になって胸を隠している。というのも後半で母親役の水島裕子のベッドシーンがあるからだろう。その前に『マリアの乳房』ではふんだんに披露している若い胸を見せないようにするという配慮が働いているらしい。といっても佐々木心音のおしりはとてもエロい。

 水島裕子の演技は正直とてもヘタなのだけれど、ベッドシーンは手馴れたもの。日本では熟年女性のラブシーンというのはあまり普段は見ないので、かえって新鮮なのかもしれない。熟女好きにはたまらないのかもしれないのだけれど、母親の裸を見るようで妙に気恥ずかしい感じもある。

 陽の光のもとで行われる水島裕子とのラブシーンでは、幸太を演じる男優のパンツがかなりモッコリとしているのが妙に気になる。やっぱり本気になってしまう瞬間があったのだろうか。